第32期竜王戦1組ランキング戦 豊島二冠VS三浦九段
羽生九段が通算タイトル100期獲得か無冠になるのか、注目の竜王戦が行われ広瀬竜王が誕生した竜王戦ですが、来期の挑戦に向けた新たな戦いは既に行われております。
本局は豊島二冠と三浦九段の一局です。
15手目
豊島二冠 ▲ 歩3枚
三浦九段 △ 歩2枚
戦型は横歩取りになりました。豊島二冠、三浦九段ともに研究家で横歩取りももちろん研究してきていると思います。
26手目
豊島二冠 ▲ 歩2枚
三浦九段 △ 歩2枚
お互いに陣形を整えて、開戦に備えます。
41手目
豊島二冠 ▲ 角、歩
三浦九段 △ 角、歩
先手が2筋で謝りました。悔しそうな手ではありますが、先手の主張は後手が手数をかけて攻めてきたところを1手で止めたことでしょうか?
47手目
豊島二冠 ▲ 角、歩
三浦九段 △ 角、歩
意外なところから開戦しました。△同歩は▲4六角があるので、歩で取ることはできません。
54手目
豊島二冠 ▲ 角、歩2枚
三浦九段 △ 角、歩2枚
三浦九段が動きました。▲同歩に△2七歩まで進みそうですが、その時の豊島二冠の対応に注目です。
64手目
豊島二冠 ▲ 角、歩3枚
三浦九段 △ 角
豊島二冠が金矢倉から銀立ち矢倉に進展させました。次に▲7五歩と位を取られると厳しそうなので、後手は歩切れになりますが、歩を打った局面です。先手が良さそうに思えます。
72手目
豊島二冠 ▲ 角、歩4枚
三浦九段 △ 角
後手が1筋を突き捨て、仕掛けました。先手が▲同歩と対応した時の対応が難しそうです。三浦九段に秘策はあるのでしょうか?
77手目
豊島二冠 ▲ 歩5枚
三浦九段 △ 角
次の▲4三歩成が受けにくいです。後手は歩切れですので受けも難しそうです。
97手目
豊島二冠 ▲ 歩7枚
三浦九段 △ 角2枚、銀、歩
先手が好調に攻めています。▲6三歩成とする前に桂馬を跳ねました。金取りと守りの銀に2枚当たっており、攻めが続きそうです。後手にうまい手はあるのでしょうか?
107手目
豊島二冠 ▲ 金、銀、歩6枚
三浦九段 △ 角2枚、銀、桂、歩2枚
タダのところに▲8四銀と打ちました。△同金ですと▲6三歩成が厳しそうです。先手の囲いは堅いので、攻めさえ続けば自然に勝てそうな局面です。
投了図
羽生九段が通算タイトル100期獲得か無冠になるのか、注目の竜王戦が行われ広瀬竜王が誕生した竜王戦ですが、来期の挑戦に向けた新たな戦いは既に行われております。
本局は豊島二冠と三浦九段の一局です。
15手目
豊島二冠 ▲ 歩3枚
三浦九段 △ 歩2枚
戦型は横歩取りになりました。豊島二冠、三浦九段ともに研究家で横歩取りももちろん研究してきていると思います。
26手目
豊島二冠 ▲ 歩2枚
三浦九段 △ 歩2枚
お互いに陣形を整えて、開戦に備えます。
41手目
豊島二冠 ▲ 角、歩
三浦九段 △ 角、歩
先手が2筋で謝りました。悔しそうな手ではありますが、先手の主張は後手が手数をかけて攻めてきたところを1手で止めたことでしょうか?
47手目
豊島二冠 ▲ 角、歩
三浦九段 △ 角、歩
意外なところから開戦しました。△同歩は▲4六角があるので、歩で取ることはできません。
54手目
豊島二冠 ▲ 角、歩2枚
三浦九段 △ 角、歩2枚
三浦九段が動きました。▲同歩に△2七歩まで進みそうですが、その時の豊島二冠の対応に注目です。
64手目
豊島二冠 ▲ 角、歩3枚
三浦九段 △ 角
豊島二冠が金矢倉から銀立ち矢倉に進展させました。次に▲7五歩と位を取られると厳しそうなので、後手は歩切れになりますが、歩を打った局面です。先手が良さそうに思えます。
72手目
豊島二冠 ▲ 角、歩4枚
三浦九段 △ 角
後手が1筋を突き捨て、仕掛けました。先手が▲同歩と対応した時の対応が難しそうです。三浦九段に秘策はあるのでしょうか?
77手目
豊島二冠 ▲ 歩5枚
三浦九段 △ 角
次の▲4三歩成が受けにくいです。後手は歩切れですので受けも難しそうです。
97手目
豊島二冠 ▲ 歩7枚
三浦九段 △ 角2枚、銀、歩
先手が好調に攻めています。▲6三歩成とする前に桂馬を跳ねました。金取りと守りの銀に2枚当たっており、攻めが続きそうです。後手にうまい手はあるのでしょうか?
107手目
豊島二冠 ▲ 金、銀、歩6枚
三浦九段 △ 角2枚、銀、桂、歩2枚
タダのところに▲8四銀と打ちました。△同金ですと▲6三歩成が厳しそうです。先手の囲いは堅いので、攻めさえ続けば自然に勝てそうな局面です。
投了図
豊島二冠 ▲ 金、銀、歩5枚
三浦九段 △ 角2枚、銀、桂、歩3枚
この局面で三浦九段の投了となりました。豊島二冠はランキング戦の2回戦に進出、破れた三浦九段は5位出場者決定戦に回ることになりました。次回の対局にも注目です!